こんにちは、はぐれです。
先日、フリーランスで年収1000万円を得る取り組み方について解説しました。
今回はその取り組み方の詳細についてもう少し紹介しますね。
前回の記事をまだ読んでいない場合は先にこちらをご覧いただくと理解も早くなります。
まず前回お伝えしたことのおさらいですが、僕はこれまで10,000人以上の起業家を見てきたのですが、実際に年収1000万円の人ははいて捨てるほどいました。
ゴロゴロいる感じです。
中には年収1億の人もいますし、たった1か月で1億を稼ぐ人も見てきました。
そして彼らにはみんな共通の特徴があったのです。
ポイントは、労働しているのではなく資産を構築していること。
有名な「金持ち父さん貧乏父さん」の本でも書かれている通りです。
あなたが労働をしている限り、永遠にお金持ちになることはありません。
なぜなら1日24時間の中で自分が労働できる上限が決まっているからです。
サラリーマンとは、労働をしてサラリー(給料)を受け取る人のことを指しますが、サラリーマンの収入には構造上の限界があります。
働ける限界がありますから、年収1000万円を達成するのもなかなか難しいです。
一方で資産はいくらでも積み重ねることができます。
なので資産家はサラリーマンの構造上の限界を超えてお金を得ることができます。
1日24時間の中で積み重ねられる資産は上限がないので年収1000万円となることも比較的簡単です。
そして資産とは今回紹介する3つしかありません。
僕も成功者の特徴を真似して資産構築に取り組んだら、年収は1年目から3,000万円を超すことができました。
その体験談からお話ししますね。
内容が参考になれば幸いです。
1.自分の頭脳を鍛える(自己投資)
まず真っ先に資産となるのは自分自身の頭脳です。
頭脳への投資はいくらしてもし足りることはないので、積極的にするとよいですね。
簡単な話ですが、お金持ちになる人はみんな頭が良いという事実があります。
少なくとも僕の周りでは、バカな人でお金持ちの人はいません。
みんな何らかの分野で突出した知識や知恵を持っています。
それだけみんな努力して自分の頭脳を磨いているのです。
価値が生まれる原理原則を考えれば自ずとわかりますが、
価値とは、他の人がまだ取り組んでいない問題・課題に対して自分が行動し解決することで生まれます。
そして問題・課題とは、誰かが教えてくれるものではなく、自分自身で提起して作るものです。
誰かに価値の作り方を教えてもらっている社長はこの世に一人もいません。
みんな自分なりに価値を作って、世の中へ提供しているのです。
そしてその発想は極めて自由です。
例えば目の前の物事を観察して
・世の中の人たちは○○を面倒くさがっているようなので自分がそれをもっと簡便にしてみよう
・△△は大変な行動だな、それなら自分がお手伝いしてあげよう
・□□はいいサービスだけど★★を加えたらもっとよくなるんじゃないかな?
・・
などは自由に考えることができます。
これらは結局自分自身で作り出すもので、なので作り出すうえで思考力が求められるのです。
目の前の現状がどうなっていて、何が問題で、みんなが何を困っていて、それは自分が得意なことに基づくと何をすることでお役に立てるのか。
詳細を考える必要があります。
思考を鍛える方法
ではどうすれば効果的に思考を鍛えられるかということですが、最も効果的なのは以下の通りです。
- 古典の読書
- すでに大きな成果を出している人に会いに行く
- トライ&エラーを繰り返す
以下、それぞれ解説します。
古典の読書
古典は人類の普遍的な事実がおさめられています。
人々が成功してきた歴史や失敗してきた歴史をもとに普遍的な事実で作られています。
そして歴史は過去を繰り返すので、それらを先に知ることはアイデアを出す中でも大いに役立ちます。
みんなが失敗してきたことは自分も失敗しないように注意すれば良いですし、みんなが成功してきたことは自分も真似すれば同じように成功できます。
最も抽象度が高く普遍的な事実を伝えているのが各地に残る神話で、日本でしたら神道(さらに古くは古神道)ですが、欧州でしたらギリシャ神話、エジプト神話、ケルト神話などありますし、東洋でしたら仏教、儒教、道教などありますよね。
それらを学び、日常の生活に生かすと最も効果的です。
ついでに読書は日常の気分転換にもなるので、そういう意味でもよいですね。
すでに大きな成果を出している人に会いに行く
これはセミナーに参加したり、自分で理想の人を探してアポイントを取って実際会いに行くとよいです。
そうすると自然とツテが広がります。
ツテができると今度は紹介の輪が広がるので、自分が努力しなくても周りの環境が新たな出会いを作ってくれます。
しかし最初だけは自分で行動するしかないので、足を使うとよいですね。
僕も一番最初に起業したての頃は、理想の人で会える人がいるなら全国を地道に歩き回りました。
おかげでいまは理想の人がまた別の理想の人を勝手に紹介してくださるので、人の出会いに苦労することなく自己成長することができています。
トライ&エラーを繰り返す
これはなんでも同じですが、思考を鍛えるのも日常からトライ&エラーを繰り返すことが大事です。
そうすることで徐々に精度が高まっていくので、思考力にも磨きがかかります。
トライすれば、自分は何をどこまで理解していて、その先で何をどこから理解できていないかがわかります。
それを自ら知り、理解できていないものは素直に学び、理解しているものはさらに磨きをかければよいのです。
多くの人はまず自分自身でこれを認識できていないです。
自分が自分を知らなければ価値提供できることもありません。
なので認識することから始めるとよいですね。
まさにソクラテスが説いた「無知の知」です。
2.能力が高い人を雇う(他力の活用)
自分の思考力をとことん高める努力をしたとしましょう。
しかし1日は24時間と限られているので、結局のところ自分が行動できる絶対量は限られています。
なので並行して取り組むとよいのは能力が高い人を雇うことです。
人を雇う、と聞くと少しハードルが高いように感じられるかもしれません。
しかし現代ではIndnnd、ココナラはじめインターネットで募集できるプラットフォームがたくさんありますので、実際はとても簡単です。
場合によっては募集を出してから数時間で人が集まり、その日から雇うことができることもよくあります。
どんな人を雇えばいいか?ということですが、簡単に言えば、自分より得意な能力を持っている人です。
雇うと聞くから難しく聞こえるだけあって、実際やっていることは「お願い」と同じです。
僕がお願いしている例を示しましょう。
バナーを作るためにデザイナーを雇ってみた
僕は絵のデザインが下手です。
どういうレベルかというと、高校の時の美術はすべての授業に参加したにもかかわらず評価はずっと2でした。
たぶん一般的な下手という程度ではなく、もう絶望的に下手なのです。苦笑
そんな僕がいくらデザインを頑張ったところでたかが知れています。
残念ですが評価2の人がいくら頑張ってデザインしても評価5の人を超えることはできません。
でも仕事をする上ではどうしてもかっこいいデザインを用意することが必要な時もあります。
そんな時に自分で取り組んでももはや積んでいる状況ですが、それなら評価5の人を雇ってしまえばいいのです。
評価5の人はインターネットで探せばいくらでもいますからね。
例えばミチテラスブログのトップバナーはデザインが得意な人を探して作ってもらいました。
かかった料金と時間は、たった2000円&6時間でした。
(やりとり含めての時間なので、作業時間はたぶん1時間とかだと思います)
僕が1時間でこのレベルの画像を作るのはどうしたって無理です。
しかも僕の時給は2000円以上ありますから、わざわざ苦手な作業に1時間という貴重な時間を使う必要がそもそもなくて、さっさと得意な人に頼めばいいのです。
それによりこんなに素晴らしいバナーを作ることができました。
デザインが絶望的に下手でもかっこいいデザインを作りたかった僕も、デザイン作りが得意で短時間で自分が好きな仕事でお金を稼ぐことができたデザイナーさんも、お互いがWinWinですよね。
こういうのは積極的に雇用するとよい事例です。
税理士や物販事業のパートさん
他にも僕は税金をまとめるのが苦手なので、税処理はすべて税理士さんと契約して任せています。
お金関係が苦手な僕が税金をまとめたら、たぶん知らないうちに悪意なく脱税してしまうでしょう。
精一杯取り組んだ結果が脱税となってしまったら、もはや悲しすぎますよね。
また物販事業でも商品を検品しなければならないのですが、僕は細かい検品が苦手で僕よりもっと得意な人がいますので、その方へ仕事を依頼しています。
いくら頑張って取り組んでも検品でミスをしたら、その商品が届くお客さんがかわいそうです。
自分が頑張ったところでどうこうなることではないので、得意な人にお願いしたほうが全体を見てよいのです。
また得られるお給料の面から観察してもこれはわかりやすいです。
自分が苦手なことより得意なことに取り組んだ方が全体から見て世界へ貢献できる価値は大きくなるわけですから、自分が得られるお給料も上がります。
僕がどれだけ一生懸命税金をまとめたり商品検品をしても、そもそも大したことができないのですから、得られるお給料も大した額ではないのです。
資本主義の本質を理解する
日本人は学校教育の影響からか
・自分一人で最初から最後まで取り組まなければならない
・途中であきらめることは悪だ
と考えている人が多いのですが、資本主義社会ではその考えは通用しません。
というのも資本主義(=資本を大きくすることに価値を見出す考え方)は、世界全体を考えたときにどうすればみんなへ大きな価値提供できるのかを考え取り組まなければならないからです。
自分には何ができるか?と同時に、自分には何ができないか?をよく考える必要があります。
いまはとても良い時代で、インターネットを使えば才能溢れる人をたくさん見つけることができて、しかも安く仕事してくれます。
自分が不得意な作業はさっさと得意な人へお願いすること。
そして自分は自分にしかできないことに取り組むこと。
これが年収1000万円への道ですね。
3.便利な機械をフル活用する(機械化の促進)
自分の頭脳にも投資している。有能な人も雇ってみた。
それでもやはり1日24時間は決まっているので人間ができることは限られています。
大きな年収を得たいなら、それは人間以外の何かを頼ることも大事です。
現代では便利な機械やツールがたくさんありますから、それらをフル活用するとよいですね。
例えば、現代で洋服を自分で洗濯板で洗っている人はほぼいないと思います。
掃除するときも床をほうきで履くのではなくルンバに掃除してもらったり、また食事を終えた後の食器は食洗器で洗っている方もいらっしゃるでしょう。
なぜそうするのか。
それは、便利だからですよね?
機械は人間が自由になるために開発されたアイテムです。
なので有効活用すれば自分自身が1日24時間で取り組めることが劇的に増えます。
何の機械を使えばよいか?を知りたいなら、まずは自分自身が日常で取り組んでいることをすべて紙に書き出してみましょう。
そしてそれらの中で、もっと便利にできないか?を探すとよいですね。
劇的に作業効率が増したPCのSSD換装
例えば僕が取り組んで最も良かったと思うことの一つに、PCのSSD換装があります。
これは5年前に取り組みましたが、やってよかったなと心から思います。
それまではPCでHDDメモリを使っていたので、起動させるときに毎回3分くらい時間がかかっていました。
しかしSSD換装したら起動は20秒で済むようになったのです。
僕はPCで仕事しているので、毎日使います。
日によっては再起動をかけることもありますので、PC起動に時間がかかるとそれだけ自分の自由な時間も減るということです。
毎日PC起動させて3分が20秒に縮まれば、2分40秒(140秒)が浮きます。
365日に換算すると、51100秒=851分=14時間が浮きます。
1日で2分40秒を浮かせることが1年では14時間も浮かせられるということ。
これはとても大きいですよね。
しかもこのように改善可能な事象は日常では至る所にあります。
全部紙に書き出すと、どんなに少ない人でも30個、多い人では100個くらい出てきます。
仮に100個改善できる人が一つ年間14時間を減らすことができたら、トータルでは、年間で1400時間=58日も浮かせられることを意味します!
人間は58日を24時間連続で動くことはできませんので、1日12時間ずつ浮かせたとしてもざっくり100日分です。
対策しなかったら、1年で100日間を何もせず過ごしていることと同じです。
対策している人と比べたら、とんでもなく大きな差ですよね?
大きな成果を出している人たちはこういうことに一つずつ丁寧に取り組んでいて、自由にできる時間が多いから結果的にたくさんの物事に取り組んで大きな成果を出している、ということが良くあります。
一つ一つの作業をバカにしない。
大事なことなので丁寧に取り組むとよいですね。
それだけで年収1000万円はぐっと近づきますよ。
4.まとめ
今回もフリーランスで年収1000万円になる取り組み方について解説しました。
まとめると、
1.自分の頭脳を鍛える(自己投資)
2.能力が高い人を雇う(他力の活用)
3.便利な機械をフル活用する(機械化の促進)
ということ。
これが当たり前になった時、あなたの年収は1000万円を余裕で超えます。
参考に、一つずつ取り組んでみてくださいね。
それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました!